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第261回 あの日あの時 東京駅 2007年6月21日













木下氏著書掲載写真


木下氏著書掲載写真
 今から20年前の昭和62年4月、国鉄は、JR各社へと民営化されました。
 その歴史の転換期の前年、昭和61年に第17代東京駅長になられた木下秀彰さん。
 国有から民営へ、昭和から平成へ、時代の勢いに翻弄されることなく、変革を真摯に受け止め、世界に誇るべき安全で正確な公共交通機関としての役目を果たしてこられました。
 また、新しい試みにも、果敢かつ柔軟なリーダーシップを発揮され、伝統ある東京駅で、 コンサートや美術展を定着させ、国鉄時代には考えられなかった「利用客へのサービス」を実現させた名物駅長です。都市の再開発、高層化に拍車がかかる今日、丸の内駅舎は大正時代の創建時の姿へと復原されます。
 その新たな試みを前に、木下さんの体験してこられた「東京駅」のドラマの数々をうかがいます。

共催:東日本鉄道文化財団・文化パステル
協力:読売新聞 東京本社



PROFILE ・・・・・・・・・・・・・・・・

木下 秀彰 氏 (きのした ひであき)
伊豆観光推進協議会 会長・第17代東京駅長
昭和8年静岡県三島市に生まれる。
昭和27年3月県立三島南高校を卒業して国鉄に入り、入江駅への連結手を振り出しに現場を歩く。
昭和37年に管理局に移って予算と組合問題に取り組む。民営化直前の昭和61年2月第17代東京駅長になり、エキコン、ギャラリーなど数々のアイディアを打ち出し、名物駅長として知られる。
昭和63年6月ノン・キャリア組として初めてJR東日本の取締役に就任。著書に『東京駅長 ざっくばらん』(NTT出版)がある。
伊豆観光推進協議会会長



PROFILE・ ・・・・・・・・・・・・・・・・

嶋田 親一 氏 (しまだ しんいち)
文化パステル プロデューサー
昭和6年東京生まれ、秋田育ち。
昭和25年劇団新国劇文芸部に入座、北條秀司氏、菊田一夫氏らに演出助手としてつき修業。その後ニッポン放送、フジテレビで、ディレクター、プロデューサーとして作品多数。現在は原点にもどり、舞台演出を中心に活動。(社)日本演劇協会理事。放送批評懇談会理事。文化パステル代表代行、総合プロデューサー。



■ 講演内容 ■

<第1部> 講 演
『東京駅長ざっくばらん』という本を、かつて木下さんはお書きになり、まさにざっくばらんな話が、話題になりました。そこには鉄道にかけた人生、民営化という日本を大きく変えたドラマの渦中において、東京駅長という役を演じられた姿が描かれていました。今日の「講演」ではそのナマの声を、じかに木下さんからうかがうことが出来るでしょう。その人生論、生き方への姿勢は、私たちにいろいろなことを教えて下さることでしょう。

<第2部> 対 談
私は木下さんと同世代の人間です。私もまた日本初の民間放送開始という、ラジオ、テレビの草創期を生きてきました。また国鉄民営化が行われた昭和62年(1987)という年は、忘れられない年なのです。そんな話もふれてみたいと思います。
木下秀彰さんはどう生きてきたのか、次の世代への期待、日本の未来への思いをぜひお聞きしたい。この「対談」が少しでも明日への糧になるよう、「聞き手」としても楽しみにしています。この話はそうです、「あの日あの時あなたは?」と問いかける対談にしたいのです。

(嶋田 親一:講演レジュメより)


<リンク>
伊豆観光推進協議会

■ 講演配布資料 ■
東 京 駅 年 表
1914 大正3 12月18日 東京駅開業式、同20日開業
1918 7 シベリア出兵のため東京駅より軍事輸送
1919 8 東京〜万世橋間電車専用複線開通、中央線・山手線は中野〜東京〜品川〜池袋〜上野間を運転
1921 10 丸の内南口で原敬首相暗殺さる
1923 12 関東大震災
1925 14 神田〜上野間高架線竣工、山手線環状運転となる
1926 15 乗車口にスピーカー設置、放送開始
1927 昭和2 東京駅の列車はすべて蒸気機関車から電気機関車けん引となる
地下鉄上野〜浅草間開通
1928 3 第1ホームにエレベーター新設
1929 4 八重洲口開設、東京〜下関間特急に「富士」「桜」と命名
列車出発用時刻案内電気掲示板新設
1930 5 第4ホームで浜口雄幸首相狙撃さる
東京〜神田間超特急「燕」運転開始 自動券売機14台設置
1932 7 鉄道弘済会設置、構内5カ所で売店営業開始
1933 8 ステーションホテル、国鉄直営となる
1934 9 丹那トンネル開通
1935 10 弁当すし等車内販売開始
1936 11 2・26事件おこる
1937 12 東京〜大阪間に特急「鷗」運転開始
1941 16 太平洋戦争勃発
1943 18 応召・入営者の補充として駅手に女子職員を採用
1944 19 決戦非常措置要項に基づき旅客輸送制限実施
1945 20 5月25日の空襲で東京駅罹災 8月15日終戦
1946 21 国鉄労働組合結成 車内弁当の販売復活
1947 22 駅本屋の修復完成 3階建てが2階建てとなる 構内に公衆電話が復活
1948 23 八重洲口新駅舎落成。が、翌年4月火災で焼失
1949 24 下山事件・三鷹事件・松川事件おこる 特急「平和」急行「銀河」新設
1950 25 湘南電車運転開始 東京〜大阪間に特急「はと」
1951 26 東京ステーションホテル、新装営業開始
1952 27 鉄道開通880周年記念式典 初代1日駅長内田百聞
1954 29 6階建ての八重洲口新駅舎(鉄道会館)完成する 「大丸」百貨店営業開始
1956 31 東海道線全線電化完成 東京〜博多間に特急「あさかぜ」新設
1958 33 東京〜西鹿児島間に特急「はやぶさ」を、東京〜大阪・神戸間にビジネス特急「こだま」を新設
1959 34 国電車両カラー化される
1960 35 列車の1・2・3等級制を1・2等級制に改める
1963 38 鶴見事故おきる
1964 39 東海道新幹線開業 東京オリンピック開催さる
1966 41 地下鉄東西線開通
1968 43 八重洲口駅舎を12階建てに増改築
1969 44 八重洲大地下商店街営業開始
1970 45 「ディスカバー・ジャパン」キャンペーン
1972 47 山陽新幹線新大阪〜岡山間開業 東京地下駅完成
1975 50 新幹線岡山〜博多間開業 12月のスト権ストで8日間全列車ストップ 「こだま」に禁煙車登場
1978 53 「いい日旅立ち」キャンペーン
1980 55 横須賀線〜総武快速線がスルー運転となる
1982 57 東北新幹線・上越新幹線開業
1987 62 4月1日、国鉄の民営・分割により各旅客鉄道株式会社発足
東京駅は東日本旅客鉄道会社・新幹線東京駅は東海旅客鉄道会社に所属

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