-
オフィス環境事業
-
ソーシャルバリュー事業
2021年12月21日
オフィス環境事業
ワールド・ビジョン・ジャパン様は、世界約100カ国で活動する国際NGOワールド・ビジョンの日本事務所として1987年に設立。以来、最もぜい弱な立場にある世界の子どもたちのため、途上国等での開発援助、紛争や災害時の緊急人道支援、国内外でのアドボカシー(政策提言)を行っています。ボランティアの方々が参加しての集会や作業も多く、会議室やミーティングスペースを多数用意していましたが、その有効活用が課題となっていました。
そこで今回、文祥堂は事務所利用に関する調査をさせていただき、過剰なスペースを明確化。リモートワークやWEBミーティングなどの普及も考慮してスペースを最適化するレイアウトをご提案しました。
会議室と執務スペースは従来よりコンパクトにする一方、生まれたゆとりをソファーやファミレスブース、ビッグテーブルなどでオープン利用することで、明るく開放感のあるオフィスを実現。集中とリラックスのメリハリをつけ、のびのびと働ける空間を生み出しました。
この改装により、オフィス全体のスペース効率をアップさせつつ、コストダウンにつなげることができました。
業種 | 国際NGO |
---|---|
拠点名 | 日本事務所 |
人数規模 | 約60名(661㎡/約200坪)減床前:300坪 |
竣工時期 | 2021年10月 |
ビル情報 | 東京都中野区 ハーモニータワー |
エントランス:来客を迎えるガラスウォールには、フィルム装飾で世界地図を表現。 右奥は会議室への通路となっている。
執務エリアへの視線を遮り、オフィスへの導入となる通路。
ファミレス仕様でくつろいで執務やミーティングができる ブース席を新設。
執務エリアのオープンワークスペース
作業内容に応じて思い思いの席を選び自由なスタイルで執務する
木目調の大型天板がオフィスにリビングのような親密さを与えるビッグテーブル
カウンター席は気分を変えて集中するのに最適
集中とリラックスのメリハリがつき、互いにコミュニケーションを深めることができる
スチール部のブラックが空間を引き締めている
仕切り奥はボランティア作業スペース